これぞクラフトビール、なのか?
- メーカー
- 麒麟麦酒株式会社
- 商品名
- スプリングバレー 豊潤<496>
- 品目
- ビール
- 原材料
- 麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ
- アルコール分
- 6%
- 内容量
- 350ml
- 原産国
- 日本
- 購入した店
- ローソン
- 価格(税込)
- 273円
- 購入した日
- 2021/3/25
- 飲んだ日
- 2020/5/11
ビール好きの間でなにかと物議をかもした「キリンのクラフトビール」、『スプリングバレー 豊潤<496>』です。
キリンは以前からクラフトビールと称して「スプリングバレー」ブランドのビールを販売してはいましたが、今回は「これぞクラフトビール」という自信たっぷりなコピーでCMを流し、一般のスーパーやコンビニなどで販売したので、クラフトビール好きから反感を買いました。
大手メーカーである時点でクラフトではありません。ただ、日本においてはクラフトビールの定義がないわけじゃないですが、あくまでクラフトビール界のローカルルールなので、大手メーカーがクラフトビールを名乗っても、別に公正取引委員会に怒られたりはしません。
私としてはその件に関してはそんなに目くじら立てるほどでもないと思っています。とにかく飲んでみましょう。
キリンのWebサイトによるとスタイルはインディアペールラガーとのことなのですが、苦みはさほど強くありません。
麦芽のコクや香ばしさがそれなりにあって、フルーティな香りもそれなりにあって、後味はけっこうドライ。それなりにおいしいビールです。
「渾身のクラフトビール」と言っていた割には、飲んでみると残念ながら「それなり」という印象です。
ただ、私としてはこういうアンバーカラーのラガービールというのは好きなスタイルです。『琥珀ヱビス』やアサヒ『琥珀の時間』の缶ビールはときどき限定販売されるだけですが、この『豊潤<496>』は通年販売というのがうれしいところです。